有限会社コンパス

社長からのメッセージ

メッセージ

MESSAGE

デジタルトランスフォーメーション推進を

技術者派遣全盛期
私が社会人デビューしたのはちょうど昭和から平成に時代が変わる頃でした。プログラムの仕事がしたくて技術者派遣(現在のSES)の企業に就職しました。コンピューター業界は人材が不足しており、先輩や同期社員は料理人や学校の先生など他業種からの転職者と、私のような新卒(高卒、専門学校卒)でした。研修は1週間。その後は社内雑務を経て、ほどなく出向(客先常駐)の指示。昨日まで社内で仕事をしていたのに今日からは知識も経験もない自分がひとり。三十数年も前のことですが、今もあまり変わっていません。当時は現在のような「少子高齢化」の問題はなかったので、若く安い労働者をたくさん採用すればスケールメリットで業績は安定し、先輩方が定年まで安心して働けるビジネスモデルでした。仕事は絶えずあり、また派遣技術者の単価も今よりずっと高いものでした。
自社開発企業
結婚を意識して高待遇の会社を探していた時、PC用パッケージソフトウェアの開発・販売をしている企業に縁あって入社しました。PCの世界ではMS-DOSからWindowsへ、メーカー製PC以外に自作PCのブームが訪れNifty-Serveなどのパソコン通信からインターネットへと新しいサービスが登場して、変化に富んだ楽しい日々でした。業績が波に乗りはじめ、与えられた責務が大きくなってきてふと考えたとき、「技術者派遣」では日常だった社外の方との交流がなく、すべて独学・自己流で時代の流れについていく事への限界を感じたのです。
理想の会社
まずフリーランスになって事業の基本を実践で覚え始めました。仕事は「SES」でしたが、派遣先が昔勤めていた場所だったこともあって経験がそのまま生かせました。このことは私にとって本当に幸運でした。そして会社の設立です。手続き自体は特に難しくありませんでした。次に着手したのが従業員との柔軟なルールの取り決めでした。有給休暇は当日申告でも業務に支障がなければOK、残業手当は1分単位で支給、夕方・深夜は好きな時間で休憩し残業手当は休憩中も支給、会社から誘った飲食は全て会社持ち…など。過去の私のように悩んでほしくないですからね。事業は取引先に顔が利いた「SES」からスタートしました。社員は全員経験者でしたので、順調に契約が決まり事業も軌道に乗りました。続いてパッケージソフトウェアの自社開発・販売です。経験数十年のベテラン営業マンが「販売したい」と名乗り出てくれました。あとは技術者としてスピーディーかつ高品質な商品を提供するだけです。この事業も順調に顧客が増えて軌道に乗りました。起業直後に起こったリーマンショックも乗り越えました。順風満帆でした。そこへ「働き方改革」、「ウィズコロナ」、「アフターコロナ」の到来です。全社挙げての大改革が始まりました。
コンパス大改革
将来に対する不安などから、社員数名が退職されました。「社員や役員に対して何ができるだろう…。」私は深く反省して考えました。社員や役員の話に耳を傾けて、最後までじっくり話を聞くようにしました。そうしていくうちに、気づいた事がありました。「SES」は派遣先に喜んでもらえる素晴らしい事業だと思いますが、現在の状況では、人材不足と単価の低さから将来まで安心して働ける仕組みではないように思いました。また、「パッケージソフトウェア」も顧客に喜んでもらえる素晴らしい事業ですが、他業種からの参入や価格競争で次第に勢いを失いつつあります。法改正やコロナウイルスの影響で従来型の事業展開が難しくなる中、大切な取引先である企業や個人のために弊社ができることがあることに気づきました。それが、DX(デジタルトランスフォーメーション)です。
DX (デジタルトランスフォメーション)
コロナを機に私たちの社会やビジネスは急速に変わり始めています。現場のデジタル化により省力化できるものは残っていないか、新たなアイデアを取り入れてさらにビジネスを加速できないか、革新的な技術でビジネスそのものを別分野に転換できないかなど、すべての企業に生き残りをかけての変革が求められています。お客様に安心して相談・依頼できるパートナーになるため、絶えず専門的な技術の向上に努めております。アジャイル開発などのモダンな開発環境、新しい技術や新たな取り組み、既存事業との組み合わせや新市場への進出…これらを実現するにはこれから入社されてくる皆さんの力が必要です。この取り組みに安心して参加いただけるよう、希望する環境や仕組みを積極的にご用意し、皆様をバックアップします。モダンな開発環境、最新クラウド技術、デジタルマーケティングを通してコンパスは世界で輝ける日本の企業になれると信じております。一緒に目指しましょう。共に学び、共に考え、共に変革を推進しましょう。疑問点は社長の私が直接お答えします。
有限会社コンパス 代表取締役

中野 勝博

  • 大阪市のIT企業に入社。社会人としての常識とメインフレームのプログラム設計・製作術を習う。
  • 名古屋市のパッケージソフトウェア販売会社に入社。セールスの基本とPCプログラミング技術を習う。
  • フリーランスでSEを開始し、SES企業を通して名古屋市の大手予備校で成績処理業務を行う。
  • 2006年2月 有限会社コンパスを設立し、代表取締役社長就任。

ミッション

ITを使って仕事の楽しさを追及し、人々の喜びにつなげる。

ビジョン

企業や国の枠を超えて、争いのない平和な世界を実現する。

きいてみたいことは社長に直接質問してみよう

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